ノン・ディスクロージャー・キャンペーン
CDPノン・ディスクロージャー・キャンペーン(NDC)は、CDPを通じた開示要請と並行して行われます。このキャンペーンの目的は、金融機関が直接企業に働きかけることにより、環境情報開示を推進し、透明性を高めることにあります。

2025キャンペーン
2025年ノン・ディスクロージャー・キャンペーンでは、これまでにCDPを通じた情報開示を行ったことのない1,316社の企業が対象となりました。
その内訳は、次の通りです。
919社を対象に、気候変動に関する質問への回答を要請
307社を対象に、フォレストに関する質問への回答を要請
712社を対象に、ウォーターに関する質問への回答を要請
以前のNDCの結果分析によると、当キャンペーンでの直接エンゲージメントによる企業の情報開示率は2倍以上になっています。
詳しくは、CDPの2024 NDCの結果報告(英語版)をご覧ください(日本語版はこちら)。
キャピタルマーケッツ署名機関によるNDCへの賛同
2025年ノン・ディスクロージャー・キャンペーンは、223のキャピタルマーケッツ署名機関の賛同を受け、うち111組織がリード署名機関として参加しました。参加署名機関は、以下の通りです。
NDCについて
キャンペーンの実施方法
2025年のスケジュールに基づく
2025年3月
キャンペーン開始。2025年キャンペーンへの登録開始。
2025年3月~4月
この期間中、リード署名機関として参加する機関は、エンゲージメントする対象企業を選択します。キャンペーンへの登録を希望する署名機関は、オンラインフォームに記入する必要があります。
2025年5月
キャンペーンへの登録期間終了。この時点までに、署名機関は選択した企業の情報を提出しなければなりません。
2025年7月
NDCチームが、リード署名機関がエンゲージメントを始めるために必要な資料を提供します。これには、署名付きの個別のエンゲージメントレター、サポート文書、連絡先情報などが含まれます。
2025年7月~9月
CDP質問書回答期間中、リード署名機関が対象企業とエンゲージし、情報開示を推進します。
2025年12月
回答期間が終了し、回答内容が分析された後、NDCチームが結果を署名機関と共有します。
ケーススタディ
East Capital Group
East Capital Groupが、CDPノン・ディスクロージャー・キャンペーンから受けたベネフィットについてご覧ください。