CDPスコアとAリスト
CDPは、企業、自治体にスコアを付与することで、環境情報に関する透明性を高め、アクションを起こすリーダーとなれるよう支援しています。
組織が環境への取り組みを始めようとしている段階か、開始した取り組みを向上させるために努めているところか、すでに環境への透明性をリードしているかに関わらず、包括的な情報開示によって将来世代を守るためのアースポジティブな決定を下すことが可能になります。
スコアは、明確に把握し、果断に行動し、変化を生み出すためのツールなのです。
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Aリスト企業
この10年間における成功のためには持続可能性が求められます。そのため、S&P500の85%、FTSE 100の93%を含む、世界の時価総額の3分の2を占める企業がCDPを通じて開示をしています。
2024年も過去最多の情報開示数を記録し、CDPは22,000社を超える企業にスコアを付与し、透明性とアクションをもって、アースポジティブな意思決定をビジネスモデルに取り入れる企業を評価しました。
2025年2月6日更新: 企業Aリストと2024年のスコアは後日公開されます 。(日程未定)
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リーダーシップとは何か?
CDPは、企業にD-からAまでのスコアを付与することで、情報開示から何を測定すべきかを理解し、最終的にアースポジティブで具体的なアクションを取れるよう支援しています。
Aスコアを獲得した企業であっても、気候変動、森林減少、水セキュリティに関する情報開示と実績は最も透明性が高いものの、環境への取り組みがこれで終わりというわけではありません。
CDPでの情報開示とスコアは、企業が継続的に環境課題の改善への取り組みを続ける上で重要な役割を果たします。CDPは、新たな科学的知見、ステークホルダーからのフィードバック、環境情報の透明性向上を求める市場のニーズに合わせて、環境におけるリーダーシップの基準を定期的に引き上げています。
Aリスト自治体
世界の排出量の70%以上を占め、世界の人口の半数以上が居住する都市は、気候変動への取り組みにおいて極めて重要な役割を果たします。多くの自治体が環境アクションの機運を高め、自治体の施策および運営において気候変動対策を主流化しています。これは、Aスコアを獲得するためのスコアリング基準が厳しくなっているにもかかわらず、 Aスコアを継続的に獲得する自治体の数が増加していることにも反映されています。
シティ2024のAリスト公表日および自治体への個別スコア送付日は、企業2025のAリスト公表後にお知らせします。
Aスコアを獲得するには、自治体は CDP-ICLEI Track を通じて開示情報を公開し、区域全体の排出インベントリ、気候リスクおよび脆弱性評価 (CRVA)、公表された気候行動計画および関連施策を有している必要があります。
CDPが2018年に開始した自治体Aリストは、透明性と大胆な気候変動対策で最高スコアを獲得した自治体を選定し、気候変動との戦いにおける自治体のビジョン、コミットメント、そしてその成果を表彰するものです。
CDP公開スコア
2024年の公開スコアは、近日中にこのページで公開予定です。
CDPデータへのアクセス
CDPキャピタルマーケッツ署名機関、CDPサプライチェーン・メンバー、CDPレポーターサービス・メンバーおよび開示企業は、アカウントマネージャーに連絡もしくはレガシーダッシュボードにアクセスすることでCDPデータにアクセスできます。
CDPデータにアクセスするためのメンバーシップまたはライセンスの取得にご興味がある場合は、アカウントマネージャーにご連絡の上、一般公開回答データの検索アクセス詳細をご確認ください。(アカウントマネージャーがいない場合は、ヘルプセンターよりご連絡ください。)
CDPデータの利用をご希望のメディア関係者は、press.japan@cdp.net までご連絡ください。
企業の一般公開回答データへのアクセス
2024年末まで、CDPにログインしウェブサイト上で個々の企業の一般公開回答データを制限回数に達するまで閲覧することができました。しかし、この制度は廃止となりました。
今後、CDP一般公開回答データにアクセスまたは使用するには、ライセンスを取得する必要があります。これにより、組織のニーズや目的に基づき、最も有意義なデータへのアクセスをより適切にサポートし、組織との協働がより容易になります。