政府と政策立案者
アースポジティブな経済の実現を目指す上で、政府、政策立案者、金融規制当局は重要な役割を担っています。
パリ協定、昆明・モントリオール生物多様性枠組、G20首脳宣言はいずれも、各国政府の野心を示すものですが、今こそ実行に移す必要があります。
CDPは、世界で最も包括的で有益な環境情報開示データベースを構築、展開することにより、政策立案や有意義なアクションの促進に必要なデータや洞察を、各国政府や規制当局に提供しています。
野心的で、データに基づく政策によってのみ、人と地球と経済が真にバランスの取れた世界を構築することができます。
の企業が、2024年にCDPを通じて環境データを開示
全世界の時価総額3分の2の企業が、CDPを通じて環境情報を開示
の自治体が、CDPを通じて環境情報を開示
のキャピタルマーケッツ署名機関が、CDPの開示要請をサポート
の世界主要バイヤー企業は、CDPサプライチェーンのメンバー
政府とのパートナーシップ
CDPは、政府や規制当局が、国内および国際的なコミットメントに対する自国の進捗状況を追跡しモニタリングするために不可欠な、世界の産業界の強固で比較可能なデータを明らかにし、各国、地域の市場の準備態勢と競争力の確保をサポートします。これらのデータは、経済成長、イノベーション、雇用創出を推進するサステナブルな未来へ向けた移行を、共に進める上での力となります。
政策立案者や金融規制当局は、CDPとの協働を通じて、データの力を活用し、企業や自治体による環境への取り組みと透明性を向上させることができます。
政府機関がCDPと協働するには
国際的な政策に関する活動
CDPが長年に渡り果たしてきた役割:
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の長年のパートナーとして、グローバル気候行動ポータルに主要なデータを提供しています。国連気候チャンピオンの活動( Race to ZeroやRace to Resilience などのキャンペーン)も支援し、マラケシュパートナーシップの中心として、ファイナンス関連の分野横断的な行動に関する重要な洞察を提供しています。
G20サステナブルファイナンス作業部会(SFWG)のナレッジパートナーです。サステナブルファイナンスに関する報告書や、インド(2023年)、ブラジル(2024年)、南アフリカ(2025年)の各議長国下での首脳宣言のとりまとめに貢献しています。
昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)の実施とモニタリングや国際プラスチック条約交渉(INC) に積極的に参画しています。
ポリシーブリーフィング・コンサルテーション
Data for Public Good:ESG格付け期間およびデータ提供機関の役割に対する指針
2023年7月
パリ協定 強化された透明性枠組み(ETF)
2023年11月
質の高い情報開示義務化に向けて(概略版)
2023年9月
企業サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)に関するCDP解説書
ポリシー解説書 – 2024年9月
ESGリスクの管理ガイドライン案に関するEBA(欧州銀行監督機構)によるコンサルテーション
2024年4月
サステナビリティ要因に及ぼす主要な悪影響(PAI)に関する概要
2024年3月
欧州連合(EU)のための水分野の包括的な戦略
2023年12月
移行計画のためのツールとしてのEUタクソノミー活用の検討
2023年12月
東南アジアにおける環境情報開示:水関連の要件に関わる規制の状況と各地域のトレンド
エネルギー・気候変動分野の政策立案におけるビジネスデータの活用:日本
エグゼクティブサマリー – 2023年4月
エネルギー・気候変動分野の政策立案におけるビジネスデータの活用:インド
2023年4月
巨大銀行への対応:システム上重要な銀行への規制における自然分野の統合
2024年10月